大谷寺

縁起では、平安時代の弘仁元年(810)に弘法大師が本尊を刻んだと伝えられていますが、近年の研究では、奈良時代、鑑真和上の弟子である如宝が関与したのではないかとの説もあります。本尊・千手観音・釈迦三尊・薬師三尊・阿弥陀三尊の国指定特別史跡・重要文化財の摩崖仏(石仏)が刻まれています。その仏の下より、1万年前の人骨や縄文土器が発掘されました。それらは宝物館で見学できます。坂東33観音霊場の19番霊場として、多くの参拝者が全国から参詣に訪れています。

(国指定 特別史跡・重要文化財・名勝)
宇都宮市大谷町1198 ℡028-652-0128
参拝料/大人500円 ・中学生200円・ 小学生100円
4月~9月8:30~17:00/10月~3月9:00~16:30
※受付は20分前終了㊡12月~3月の木曜日、
毎年12月21日~31日(詳しくはHPで確認)
日本最古の石仏「大谷観音」  坂東19番札所